バリアブル可変印刷

バリアブルって何だろう?
バリアブルとは簡単に言うとWordの機能であるような差し込み印刷のことです。
一度の印刷で部分的な情報を差し替えながら印刷することができます。
印刷するためには個別の情報をデータ化(EXCEL)したものが必要です。
どのような場面に有効的?
宛名印刷はもちろんのことですが、官公庁で発行する予防接種券などで活躍します。個人に得割り当てられた個別の管理番号や年齢層などの情報を一枚ずつ個別に印刷していきます。
車両No、期日などの入った車検や定期点検の案内、キャンペーンの案内に個別の抽選番号を入たり、個別、グループ毎に画像を差し替えながら印刷することも可能です。
販促用では個人の情報が取得できていればホームページで良く見ている商品の画像と割引きクーポンを一緒に印刷してあと一歩の購買の後押しにも繋げることができます。
バリアブルのコストは?
バリアブル印刷はオンデマンド(POD)で印刷します。
文字関係の差し替えは基本スミ(黒)1色で行います。同じ面であれば差し替え箇所が数ヵ所あっても同時に数ヵ所の印刷をします。
またカラー面であれば写真や色の着いた文字部分も同時に印刷してしますのでバリアブルのために印刷を2回刷ることはありません。
このように数ヵ所の差し替えをしながら一度に印刷することができるのでコストは安く済みます。
ただし、お客様から支給していただくデータが整理確認されているか?何ヵ所に差込部分があるかによって設定に時間がかかります。加工の時間に応じて料金は変わりますので注意が必要です。
元のデータに抜けなどの不備や間違えがあると刷り直しの原因になりますのでご注意ください。
印刷部数が多い場合
印刷部数が多い場合はオフセット印刷とPODの2段構えになります。オフセット印刷は大量生産にコストを発揮しますし、バリアブル印刷は小ロット向きです。部数が多い場合は事前にご相談ください。最適なパターンをご提案させていただきます。